『今まで育ててくれてありがとう』長女からの電話

突然の電話

先日、突然、長女から電話が。

大学生になり家を出てから、盆正月も帰ることなく、メールしても素っ気ない返信。

自由にやりたいようにさせてきました。

何か困ることでもなければ、連絡してこない。

こちらも、『便りがないのがいい便り』だという解釈で、過ごしています。

そんな長女から電話が鳴ると、何かやらかしたかなぁと頭を巡らせていると、

『今まで育ててくれてありがとう』と。

そんなこと、今まで言われたことなかったので、自殺するんじゃないかと思って、

『何かあった??』と聞くと、

『もし、明日死ぬようなことがあれば、絶対後悔すると思って、伝えておこうと思って』。

長女との関係

ずっと、長女との関係は課題でした。

長女の3つ下に妹、5つ下に弟、13歳下に弟。

長女は現在21歳、大学3年。

私が長女を出産したのも21歳。

20代の若い子育ては、自分の周囲はまだまだ学生で話のわかる友達はおらず、

日々、やらなければいけないことに追われ、仕事、家事、育児…

自分と向き合う時間もなく、じっくり人生を考えるゆとりもない。

ただただ、やらなきゃいけないコトをこなすだけ。

そんな中で、気持ちを向けているのは長女なんですが、かける手は下の子に。

小さい頃から優秀だった長女には、本人の望むように教育にお金をかける、

という愛情のかけ方が、長女の求めているものとは違ったんでしょうね。

ある時から、『私は3歳から一人で生きてきた』と言うようになり、

そう言われる度に、苦しい思いをしたけれど、

どれほど言葉を尽くしても、分からないだろうと思って、

ただ時間が過ぎ、

長女自身がいろんな経験をし、気づき、分かり合えれる時を待とうと。

それだけに、長女からの言葉は嬉しかったし、

一気に肩の荷が下りた気がした。

いろいろ話しました。

こころにゆとりのない生活が長女にしわ寄せがいってしまったこと。

深夜勤務して希望の6年制中学に入れてあげたことも良かったと思っていること。

自分自身も6年制や音大に行きたかったけど、叶わなかったので、子供たちの望みは可能な限り叶えてやりたいと思っていること。

多くの家庭は子供が心配と言うけど、私は心配はなく子供達をとても信頼していること。

自立した母親の背中を見て育っているのだから、間違いなく男の人をアテにしない自立した生き方をしていくだろうと見ていること、など。

これからのこと

長女からの近況報告は進路、就職のこと。

父方家系はトヨタのような大手一流企業に入って欲しいと思っているだろうけど、

工学部の学歴が全く生かせない、東京のベンチャー企業にいきたいと考えていると。

私自身が、20代子育て期にしていた仕事が全く誇りが持てず、

子育てをする環境の許される仕事に就かねばならないという、辛い日々があったので、

人生において、仕事の占めるウエイトは大きいから、周りがどう見るか、どう言うかではなく、

自分自身が誇りに思えることが最も大事だと、言いました。

世間の言う、こうであるべき、なければならない、的な考えは全く無視して、人に意見を聞いても、決断は自分で納得のいくものを、と。

化学が好き、という理由で選んだ大学だけど、

高校までの化学と大学の専門課程の化学は違うだろうし、

むしろ、今、気づいて良かったんじゃないかと。

物が溢れる時代に物つくりに関心はないと言うから、それもよし。

これからはAIの出現でどんどん職業が変わる時代。

伝播張って、その時の感覚を研ぎ澄ませることも大事でしょう。

思い悩み、傷つくこともあるだろうけど、

自分の責任のもとに、やりたいようにやってくれれば、

そして、幸せであってくれれば、それでよし!

ここから、本当の親子関係が、より良い母娘関係を作れると思う。

長年の課題だったことが、一気に解決して、胸をなで下ろすとは正にこのこと。

人間関係について

家庭内不和の多い環境に育った私。

今日はここで殺人事件が起きるんじゃないかと、

毎日毎日激しくやりあう両親を、

ドキドキしながら影から様子を見て過ごした。

なので、今だに、大人同士が大声でケンカしている様子を見るとドキドキする。トラウマに。

育った家庭に安寧はなく、いつも緊張していて、そこに安らぎはなかった。

親からは、何を言っても否定され、人格否定も甚だしく、

この親を頼ってるようでは、

自分の思いは何も実現しないと早くから悟り、

自力で思いをカタチにしてきた。

そういうこともあって、

子供の思いを叶えてやりたい気持ちや、

子供達との関係性の中での距離の取り方、

親子であっても尊重すべき1人の個であること、

その関係性を学んだと思う。

今までの経験を総括して、

自立した女性を育てたいと考えたり、

社会的養護と言われる家庭を何とかしたいと考えたり、

日本で女性の置かれる立場の低さや、

それ故に起こる社会問題の数々を

少しでもいい方向に持っていきたいと思案している。

1人じゃできないことばかりなので、

関心のある人は力を貸して下さい。

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