先日、幻冬舎編集者である箕輪厚介さんの講演会に行ってきました。
研究者の落合陽一は天才的で言ってることが読解出来ないことも出てくるし、
ホリエモンは言ってることは正しいと思うけど、言葉が汚い、
著書を読んで、分かりやすい言葉で綴られていて、しかも、時代の速さを的確に掴み、
ちょっと先を行くインフルエンサーとして、
いろんな人が発する言葉を、うまく噛み砕き伝えてくれるのは、箕輪厚介かなぁと思う。
4月に行われる予定の前田裕二は生い立ちからのストーリーが感銘を受けるので、
小学校の教員をしている生徒さんに、
思わず、学校で子供達にぜひ聞かせてほしいと、
『人生の勝算』という著書を紹介した。
死ぬこと以外かすり傷
国民全員がこの本を一読した方がいいと思っているぐらい、
ビジネス書の内容をはき違えている文脈を如実に訂正し、
行間が読めてない現代人に対して、
実に分かりやすく説明されている。
幅広い年代層に関わる私が、
頭を柔軟にして、受け入れ幅を持たないとヤバイな、と感じる40代50代に知って欲しいことだけ少し抜き取ると、
(以下、引用)
達成、快楽、没頭、良子な人間関係、意味合い、
という5つの欲望のうち、
高度経済成長の人はまえの2つ、
今の30代以下はうしろの3つを重視している。
分かりやすくいうと、
昔は金を稼いで高いワインで美女と乾杯するのが幸福だったが、
今は、自分が意味を感じることを、好きな人たちとただ没頭することに幸福を感じる。
そういう人に対して、時価総額世界一と言っても共感は得られない。
(引用、終わり)
すなわち、仕事となっていくものが変わるということ。
このブログも子育て世代の人がたくさん読んで下さっているので、
あえて、記しておきたいのだが、
私達が生きてきた社会と、
子供達がこれから生きていく社会は大きく変わっている。
大学進学だけが幸せにはならないし、
すでに、文系大学で教えることのほとんどがいらないとされている。
若い世代から学ぶ
最近では、自分より10歳以上年の離れた若い子達と、関わらせてもらっているが、
それは若い子達の感覚を掴むため。
あと数年したらこんな感じになるんだろう、という先読みができる。
時代は変わる。
いずれ、彼らが社会を担うわけだから、早く知っておいた方のが対応ができそう。
副業の誤解
講演会でも指摘があったが、
日本が副業を解禁にしたのは、
本業があってのサブ的に趣味的に行う仕事ではなく、
これからは、3つも4つも仕事を掛け持ちしないと生活できない、という意味。
1つの会社が十分養うだけの給与が渡せませんよ、ということ。
今のところ、ネットSNSの世界とリアルの世界には壁があり、
ネットの世界はとても早いスピードで変わっている。
田舎ほどかなり遅れて、
でも確実にネット社会の方へ寄って行っている。
すなわち、ネットが先行しているだけで、
確実に変わるということ。
今を生きる
もちろん、先々を心配しても仕方ないから、今を生きることは重要なのだけど、
ここもまた、意味合いが違うんだなぁと思うことが多々ある。
落合陽一もホリエモンも『今を生きろ』というけど、
彼らはちゃんと先の流れも読みながら、
むしろ、未来からやって来ましたか?ぐらいの見地がある。
何の情報も取らずして、今を生きるのは危険です。
情報に振り回されるのも危険です。
そんな頭の整理ができるように、
このブログの中でも伝えていけたらと思っています。
変化は加速しますね。