傾聴が一番難しい

先日のブログでも、

セラピーという仕事は施術はオマケみたいなもので、

カウンセリング、時にコンサルやマッチングが仕事の本質であると述べましたが、

『傾聴』が一番難しいと感じています。

傾聴との違い

カウンセリングやコンサルはアドバイスを求められるケースなので、

ここで提案する意見はあまり問題にはなりません。

が、病院などで行われる傾聴は、これとはニュアンスが違い、

ただ聴いて欲しいというもので、

解決策を求めているわけでもなければ、

傾聴者の成功例や意見を聴きたいわけではないのです。

それを誤って、

そのケースはこう解決したよ!とか

私ならこうするな!

みたいな発言をすると『ウザい』となるので注意が必要です。

先日、傾聴ボランティアをされている方のセミナーに行って来ました。

医療でのあるあるネタで、

ちゃんと話を聞いてもらえない、という患者さんの不満の声。

大きな大学病院などでは、医師は何十人何百人と診なければいけないので秒診です。

致し方ない現状がありますので、ここについては言及しませんが、

ここからわかるニーズは『話を聞いて欲しい』なのです。

また、患者さんは、自分が言って欲しいことを言ってくれないと、次々と病院を変えていきます。

これをドクターショッピングと呼んでいます。

しつこいですが、

こういう場にもアロマセラピストが仕事として関われるといいのになぁと考えるわけです。

ハンドマッサージなどしながら、じっくりと話を聴いて差し上げたら、

さぞ、満足して帰られるのに。

今ある仕事の多くがAIに取って代わると言われていますが、

これは人にしかできないこと。

圧倒的にセラピストが不足するだろうと予測できます。

癒しはみんな求めているし、日本人は疲れ果てている。

もっとセラピストの地位が向上して、職業としての価値とその需要を満たしていければと考えているので、

私の今のチャレンジはココにあります。

ちなみに、

医療で話を聴くプロと言えば臨床心理士ですが、

心理士さんの多くが学ぶのは

『認知行動療法』

参考図書はこちら。

セラピストはもちろん、人のケアするお仕事に就かれている人は身につけられるといいのでは。

聴きだす量と返す言葉の質

アロマテラピーの施術中では、話を一方的に聴いていますが、

こちらから話を深掘りして尋ねるようなことは基本的にはしません。

しかし、何でもかんでも聴いていたらいいのではなく、

あまりに過去に戻る話が多くなってくると、

そのときに感じた負の感情なども、また一緒に掘り起こされることになり、

その感情が蘇ってくると身体の状態も悪くなります。

引き出す量と返す言葉の質がかなめ。

だから傾聴は難しいと感じるのです。

まだまだ勉強することはいっぱいあるなぁ。

最後までお付き合いありがとうございました。

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