去る8/4開催のセミナーでは、午前の部、午後の部ともに満員御礼。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
とても充実した内容で、皆さまから頂く熱いメッセージが嬉しく思います。
がん告知はある日突然やってくる
『ガンです』と告知されると、治療法が2〜3説明され、1週間後にどうするか決めて下さい、
みたいにわずかな期日をきって決断を迫られます。
そうなってから情報を集めるから、その決断が良かったのかどうなのか迷うのです。
なので、
情報だけでも知ってると違いますよね。まずは知るところからです。
そして、
ガンでなくとも家族の看取りは誰にでも訪れます。
この場面でも、これで良かったのか?もっといい方法があったのでは?と悩まれる方も少なくありません。
そんな現場で起こる、患者さんやご家族のリアルな声を幾多と聞いている飯田先生と私が打ち合わせを重ね、今回のセミナー内容を練りました。
事前に情報があればもっと落ち着いて結論できる、助かるよね、という内容がぎゅっと詰まったセミナー。
こちらで、
セミナーの一部内容と皆様のご感想をシェアさせていただきますね。
まず、
飯田智子先生から、乳がんの知識とセルフケアの重要性のお話がありました。
現在、日本において、乳がんの罹患率は11人に1人。(アメリカは8人に1人)
増加の一途をたどっており、しかも働き盛りの30〜50代の女性に多いのが特徴です。
日本は検診率が低くく、およそ30%ほど。(アメリカは80%)
乳がんを早期発見するには、
①自己触診 ②マンモグラフィー ③超音波
そして、
日本人女性の70%はデンスブレスト(高濃度乳房)で、非常に乳がんが見つけにくいこと。
今回参加してくださった方で、デンスブレストという言葉を知ってみえる方が多かったのが驚きでした。→みんな、スゴイなぁ!
乳がんに罹患した方の3/4が、自己触診でしこりを確認していること。
どこにでもがんは出来ますが、出来やすい部位などのお話もありました。
そして、
ツキイチのセルフケアの必要性を確認し、セルフケアの仕方を教えてもらいました。
お風呂でできるセルフケアということで、アロマ石けんのワークショップ。→画像がない(汗
乳がんモデルを使って、どれが乳がんなのかを体験。
飯田先生がお一人ずつ、丁寧に触診の仕方を教示して下さっています。
ご参加の皆様のご感想
◆ここ何年も検診に行っていなかったので、今年はちゃんと行こうと思いました。→このご感想は多かったです。
◆がんを早くみつけることの大切さや、アロマトリートメントがどれほどに患者さんを癒すのかわかりました。ハンドトリートメントを学んでみたいです。
◆がんに対する意識が先進国でありながら異常に低いことに驚きました。セルフケアの必要性を身近な友達に伝えることが大事だと思います。早速、お風呂でセルフケアしてみましたが、大丈夫そうでした。
◆乳がん患者会を小さなカフェから始めたいと思います。乳がん予防や検診率アップの活動もしていきたいです。
などなど。
このセミナーに参加された方から、少しずつ意識が変わって、身近な人に伝えてもらうことで、乳がん予防の波が広がっていくこと願っています。
素敵にアロマテラピー乳がんセミナー報告②につづく。