起業創業のアドバイスをするとき、外せないのがお金の話。
日本では、儲かっていることがよく評価されない傾向にあり、お金を頂くことへのブロックが働きます。
とかく女性はこの傾向が強い。
なので、ボランティア価格で提供したり、全くのボランティアだったり。
アロマに限らず、セラピスト業界は、結構なお金と時間をかけて、深く学んでいます。
でも、世間からはそう思われていない。
とても地位が低いです。
何とかこの地位を上げたいと思って働きかけてきましたが、自己評価を上げられない人が多すぎて、私が疲弊しています。
これも教育の弊害なんですけどね。
以前に、
「私がアロマボランティアをしないわけ」
というタイトルで記事を書いたときも、多くの反響がありました。
心にも金銭的にもゆとりがあってボランティア活動したいと望んでいるわけではなく、
どう思われるか?を気にして無理している人が多い。
枯渇状態の人にボランティアされても受け手も嬉しくないです。
いい人にならなくていいんよ。
ビジネス脳になる
私の頭をガツーンと射抜かれたのは、
経営の神様とも呼ばれる稲盛和夫氏。
著書を読み漁り、講演会にもよく行きました。
直接お話できる機会があり、その時に言われたのが、
ボランティアチックな活動することが社会貢献ではない。きちんと稼いで納税し、しっかり利益を出して雇用を生み出すことが、真の社会貢献であると。
なるほどね。
実際、日本の多くの会社が法人税を納めていたら、消費税を上げる必要がない。
消費税を上げることは、貧困層には確実に痛手になる。
経済は循環。
大きく稼いで、被災地など世界で困っている地域のあちこちに1,000万寄付しているYOSHIKIの姿は、ほんとに凄いなぁと思う。
実際に一番の手助けはお金で物ではない。お金があれば物にも変わる。現地が一番欲しいと思う物が買えるのだ。
さあ、どう動きますか?
安売りしないで、価値を付けていきましょうね。
日本は労働生産性が低いと言われています。
このあたりのことは、また改めて。
(写真は先日訪れた鈴鹿の椿大社にて。)